バックグランドミュジック
神楽坂の街を訪れるといつも、アットホームで親しみやすい音楽がいる流れている。神楽坂を愛する会員が常に楽しさと安らぎのある音楽を流してくれる。神楽坂への再来を呼び掛けているようで神楽坂が一番楽しみと安らぎのある街だと、何度も聞こえて来た。うれしい話です。
街の景観の為の清掃活動
シルバー人材センターにお願いして街の景観を高めている。この姿勢が街や外来者の好感を得る源である。
電柱の地中化
街中を電柱と電線で覆われた神楽坂。こんな街を電柱ない、広々とした、見渡しの良い、フランスのモンマルトの丘の様な美しい街並みに変えたい想いから、前々から会員同士で話し合いを重ねて、専門家、行政(東京都・新宿区)、東電、その他等に度重ねてお願いして参りました。結果東京電力が元気の時、街の会員同士も負担を考えておりますから、是非実現に漕ぎつけたい、何度もお願いし強い意欲と熱意で現在の電柱無電化が完成しました。心配をよそに、全てが快く大賛成と負担分を出し2年の歳月を経て今の美しい神楽坂となりました。
電信柱が消えて美しい景観になるとともに、電線事故の恐れもなくなり、安心の街になりました。歩道のカラー舗装化も同時に歩きやすく、美しい通路となりました。
「コボちゃん」のブロンズ像
商店街の中心に、当地在住、私の友人でもあります植田まさしさんに、前回駅の出口に、横5メートル、縦3メートルの商店街マップに、読売新聞連載漫画コボちゃんフアミリーの挿絵をお願した経緯があり、好評で、5歳以上歳を重ねない子供達に親しまれているコボちゃん像を街のシンボルとしたく何度も頼み、製作は日展の審査員、芸術院員でもある山田朝頼先生に頼み、行政の応援も得て完成いたしました。
これに感銘を受けた街の婦人会の有志が、定期的に異なる服装に着せ替えてさまざまなイメージのコボちゃんを演出して来街者を楽しませ、交通安全週間、消防週間の時期は行政の役割も充分に補っている。
安らぎベンチの設置
疲れ、安らぎ、気持ちの落着きや一時の穏やかさを得て街を楽しんで頂くために、街の処々にベンチを設置し利用してもらえたらと言う思いから行政の助成を頂き造ったのがベンチ、今では近隣のお年寄りや訪れる人々に大変喜び利用されております。
歩道看板の一掃
歩道の反対に個展の人達は我先にと、花が咲いた様に看板を出し街の景観を無視して違法看板を出している。この件は会員同士気まずい思いもあり、注意し切れず困りましたが、強く警察にお願いし協力して頂いた。街は見違える光景となった。
最後に街づくりは行政機関の協力なくしては難しい。常に協力しあい、礼儀を忘れず付き合う姿勢が大切です。
神楽坂商店街振興組合 相談役 勝村 忠三(カツムラ タダミツ)